東京で評判の歯科でもできる！マウスピース矯正で歯並びを整える時の仕組みと基本

マウスピース矯正ではどのようにして歯並びを整えるのか？

マウスピース矯正では、歯根膜と呼ばれる部分の働きを利用して歯並びを整えます。歯根と骨の間にある薄い膜が、歯根膜です。歯の見えている部分である歯冠に力を加えると歯根が引っ張られ、歯根膜も伸びます。引っ張られた方の歯根膜は伸び、押された方の歯根膜は縮むのです。

引っ張られた歯根膜はその分厚みを増し、元の厚みに戻ろうと歯冠を埋めるように新しい骨を作り、厚みが亡くなった側では元の大きさに戻るために骨を溶かします。こうして少しずつ、歯を動かしていくのです。

マウスピース型矯正器具で歯並びを直すメリットとしてはまず、装置が目立たないことが挙げられるでしょう。周囲の人から治療中であることを気づかれにくいため、人と多く接する方には非常に適しています。

また、マウスピース型の場合患者さんでも取り外しが比較的自由にできる点も魅力的です。装具の間に食べかすが溜まり、虫歯になることを避けられます。さらに、金属を使用していないためアレルギーの心配がないことも、大きなメリットです。

マウスピース型装具での治療にかかる期間は、5か月～2年程度と言われています。治療期間の幅が広いのは、マウスピース矯正には歯全体を動かす治療と一部の歯をピンポイントに動かす治療の2種類があるためです。

また、歯並びの状態によっても治療期間は大きく異なります。治療期間中は矯正歯科へ定期的に通う必要があるため、事前に必要な治療期間を確認しておくことが大切です。ちょっとしたすきっ歯を治すのであれば、数か月程度で終わることも考えられるでしょう。